動物の気持ちも段々分かってきたかと思ってきています
望月帆乃佳さん
あなたの仕事内容を教えてください。
動物看護業務が仕事になります。主に外来の問診や薬の調剤、診察時に必要な動物の保定※動物を治療する際に、動かないようおさえておく事)や獣医師の助手、入院管理などなど多岐に渡る仕事内容を任されています。 苅谷動物病院では全ての業務を一度に担当するのではなく日によって業務担当が代わるので様々な仕事を覚えていく必要がありますが細かく分類されているので覚えやすい環境だと思っています。
入社を決めたきっかけは?
動物病院に就職を決めた時点から24時間診療の病院で勤めたいと言う考えが根底にありました。苅谷動物病院は24時間診療受付だけでは無く総合病院でたくさんの科目、たくさんの獣医師・看護師・それ以外にも様々なスタッフがおり、色々な専門分野を1から正確に学んでいけると思い一番成長出来る環境はココだと思い選びました。
入社前に不安はありましたか?
実際に入社してみてどうでしたか?
不安はもちろんありました。大学で学んできた事と実際の現場では異なることが多く、いつでも「生と死が隣り合わせ」の毎日です。事実、重篤な患者を診る機会も少なくなく何度も挫けそうになりましたが、その度にいつも気にかけてくださる先輩方、些細なことでも支えになる同期に恵まれたお陰で不安は和らぎ、日々仕事に励んでいます。
入社後一番苦労した事はなんですか?
動物の保定(※動物を治療する際に、動かないようおさえておく事)には苦労しました。特に今まで実生活でも学校でも猫と触れ合う機会が少なくとても苦労したのが記憶にあります。 何度も何度も経験して徐々にではありますがコツを掴み、今では動物の気持ちも段々分かってきたかと思ってきています。先輩から「保定が上手くなるには3年かかる」と入社当初言われたため、まだまだ勉強中の身ですが当初よりかは自信を持って仕事をこなしているかと思います。
苅谷動物病院に入社して成長したと
感じられるところはどこですか?
判断力と行動力です。入社当初は右も左も分からず判断し行動に移るまで先輩方の指示を待つばかりの毎日でした。ですが仕事を日々の仕事をこなしていくうちに、その場の状況を見て聞いて自ら判断していく力が備わり、不思議と自然に自発的行動することが身についてきました。そういう部分が一番成長したと言えるのでないかと思っています。
印象に残っているエピソードを教えてください。
ある日の夜勤での出来事です。状態が著しく悪い仔が来院し、夜勤の経験が数えるほどだった私は率先しての行動ができませんでした。その日一緒の先生に助けていただき、事なきを得たのですが何より自分の無力さと悔しさを痛感しました。それ以降同じことの繰り返しがないよう努力し勉強し続け、夜勤の日はより気を引き締めて勤めるよう望んでいます。