Case Studies and Columns 症例紹介・コラム
症例紹介・コラム
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夏の通院・帰宅時の移動にもご注意ください
コラム病院に設置されている「タクシー専用電話(無料)」をご存知ですか? 暑い季節は、病院での診察や治療だけでなく、ご自宅までの移動方法もペットの体調に大きく関わります。車をお持ちでないご家族の場合、電車やバスなどの公共交通機関を利用されることも多いと思います。 しかし、体調を崩している犬や猫にとっては、 駅までの移動🚉 人や車の音🚙 キャリーケースの揺れ👜 乗り換えや待ち時間🕒 暑い屋外での移動🥵 狭いキャリーの中で過ごす時間🎒 などが、普段以上に大きな負担になることがあります。 特に夏場は、飼い主様が「少し暑いな」と感じる程度でも、地面に近い位置にいる動物や、通気性の限られたキャリーケースの中では、温度や湿度が高くなりやすく注意が必要です。せっかく診察や治療によって体調が落ち着いてきても、帰宅途中の暑さや長時間の移動によるストレスが、再び体調を崩すきっかけになることもあります。 そのため、この季節はぜひ、「病院までどう行くか」だけでなく、「診察後にどうやって安全に帰るか」まで含めて移動手段を考えてみてください。 苅谷動物病院グループの待合室(葛西橋通り病院以外)には「タクシー専用電話(無料)」が設置されています。受話器を取るだけで簡単にタクシーを呼ぶことができるため、お車での来院が難しいご家族に重宝されています。 「帰りは電車の予定だったけれど、思ったより体調が悪そう」「大きなキャリーを持っての移動が大変」 そんなときは、無理をせずタクシーの利用もご検討ください。 🌿 通院時の移動も、大切なご家族の体調管理のひとつです。 暑い季節だからこそ、できるだけ身体への負担が少ない方法で、安全にご来院・ご帰宅いただければと思います。 /すべては人と動物の幸せのために
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夏の室内でも要注意!愛犬・愛猫を熱中症から守る5つの予防対策
コラム1.室温だけでなく「湿度」も確認しましょう 夏は、在宅中・お留守番中を問わず、エアコンを使用して室内を涼しく保つことが大切です。 室内の理想的な環境目安: 室温 23~26℃ / 湿度 50~60% 個体差への配慮:犬種(短頭種など)・猫種、年齢(シニア・幼少期)、体格、被毛の長さ、持病の有無によって適温は異なります。愛犬・愛猫の様子を観察しながら調整してください また、エアコンの設定温度と、動物が実際に過ごしている場所の温度は同じとは限りません。温湿度計は、人の目線ではなく、ペットが過ごす床に近い位置に設置して確認しましょう。 2.エアコンの停止や不具合にも備えましょう お留守番中は、タイマー機能でエアコンが途中で停止しないよう設定を確認してください。 停電や機器トラブルへの備え:外出先から室温を確認・操作できるスマート温湿度計や見守りカメラの導入も有効な予防策です。 扇風機・サーキュレーターの正しい使い方:空気を循環させて冷房効率を上げる効果はありますが、風を直接当てるだけでは動物の体温は下がりません。必ずエアコンによる温度管理と併用してください。 3.自分で移動できる「涼しい場所」を作りましょう 部屋全体を一律に冷やすだけでなく、動物が自分で移動して快適な場所を選べる環境作りが大切です。 冷却グッズの活用:クールマット、アルミプレート、日陰になったフローリングなど、涼しいスペースを複数作ります。 ケージでお留守番させる場合:ケージ全体を冷やすのではなく、涼しいエリアと通常のエリアを作り、動物が選択できるように配置してください。 直射日光遮断:窓からの日差しは室内温度を急上昇させます。遮光カーテンやサンシェードを活用しましょう。 4.飲み水は複数の場所に用意しましょう お留守番中に水容器を倒してしまうリスクに備え、水飲み場は部屋の複数箇所に用意しておきましょう。 衛生管理(雑菌対策):夏場は水が傷みやすく雑菌が繁殖しやすいため、こまめな水の交換と容器の洗浄を心がけてください。 水を飲まない猫への工夫:水飲み場の数を増やすほか、水分量の多いウェットフードを食事に取り入れることも水分補給として非常に有効です。 5.散歩は路面温度を確認し、車内放置は絶対に避けましょう 散歩の判断基準は時間帯ではなく「路面温度」犬と暮らすご家族には広く知られている熱中症対策ですが、近年の厳しい酷暑では、早朝や夜間であっても気温が下がりにくい日が増加しています。そのため、お散歩の判断基準として最も重要なのは「時間帯」ではなく「路面温度が十分に下がっているかどうか」です。 アスファルトの蓄熱に注意: 日が落ちた夕方や夜間であっても、アスファルトには日中の熱が長く残り、低い位置を歩く犬は強い放射熱を受けます。 出発前の「5秒チェック」を習慣に: お散歩に出る前は、必ず飼い主様が素手をアスファルトに5秒間直接触れ、熱さを確認する習慣をつけましょう。 「少しの買い物だから…」が命取りに。短時間でも車内放置は絶対にやめましょうスーパーやコンビニ、ホームセンターなどで、「数分で戻るから」「日陰に停めているから」と愛犬・愛猫を車内に残すことは大変危険です。車内は、直射日光が当たっていなくても短時間で急激に温度が上昇します。窓を少し開けていても十分な換気にはならず、わずか10~15分ほどで車内温度が50℃近くに達することもあります。また、エンジンをかけてエアコンを使用していても安心ではありません。 エアコンや車両システムが突然停止する バッテリーが上がる ペットがボタンやスイッチに触れて誤作動が起こる 盗難や事故に巻き込まれる といった危険があります。買い物などの用事がある場合は、愛犬・愛猫を車内で待たせず「一旦自宅へ送り届ける」または「ペット同伴可能なお店を利用」することを徹底しましょう。「ほんの数分」が重大な事故につながることがあります。 🌞 夏の熱中症予防で大切なのは エアコンによる温度管理 床付近での温湿度確認 複数の飲み水 自分で移動できる涼しい場所 散歩前の路面温度チェック 車内に残さないこと ぐったりしている、荒い呼吸が続く、よだれが多い、ふらつく、嘔吐する、舌が赤い・紫色になるなどの症状が見られた場合は、涼しい場所へ移動して体を冷やしながら、速やかに動物病院へご相談ください。大切なご家族と一緒に、安全に夏を乗り切りましょう。/すべては人と動物の幸せのために
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マダニ媒介感染症の今 〜伴侶動物と暮らすご家族が知りたいSFTS感染症について
コラム兵庫県出身、1971年生まれ。2020年より宮崎⼤学産業動物防疫リサーチセンターの副センター長も務める。プライベートでは40歳よりトライアスロン競技にも励み、研究に挑む体力づくりをされています。 苅谷動物病院グループではご家族の皆さんに正しい知識と対応をしていただくため、酪農学園大学OBである三ツ目通り病院 外科・整形外科センター松本院長の先輩!ウイルス感染症を研究する岡林教授にSFTS(重症熱性血小板減少症候群)について質問に回答・解説いただきました。 STEP 1:まず知っておきたいこと SFTSはどのような病気ですか?動物と人の両方に感染する可能性や、どんな症状や、経過になりますか? 【 人の場合 】 潜伏期間(マダニにかまれたり、弱った犬猫と濃厚接触したりしてから、発症まで)は およそ6日〜2週間。 主な症状は 発熱、倦怠感、食欲不振、吐き気や下痢 などです。 血液検査で 血小板や白血球の減少が見られ、出血しやすくなったり、感染に弱くなったりします。 重症化すると 意識障害や出血、臓器の働きの低下が起こり、命に関わることもあります(致死率20-30%) 【 動物(犬・猫)の場合 】 犬:多くは症状が軽いか、発症しても気づかない程度で済むことが多いとされています。ただし一部では発熱や元気消失が見られることがあります(致死率45%)。 猫:人よりもかかりやすく、重症化しやすいのが特徴です(致死率60%)。主な初期症状は 発熱、元気や食欲の低下、黄疸など。重症化すると けいれんや意識障害、出血 が見られ、死亡する例も少なくありません。 2. 感染経路について マダニにかまれる以外にも、動物や人から直接うつりますか? 主な感染経路は「マダニにかまれること」です。しかし、感染して発症した猫や犬の体液(唾液や血液など)にもウイルスが含まれていることもあり、そこから人に感染した事例もあります。 室内で同居している犬や猫でも、マダニにかまれることはありますか? 家の中だけで飼育していれば、ほぼマダニにかまれることはありませんが、稀な事例で、同居動物や人が持ち込んだマダニが室内で付いた事例があります。散歩や庭で遊ぶなどの短時間の外出でもマダニが付くことがあります。 マダニにかまれたら、すぐに病気になりますか? マダニにかまれても、すぐに症状が出るわけではなく、潜伏期間(約1〜2週間)があってから発症します。 日本での発生状況はどうなっていますか? これまで西日本を中心に報告されてきましたが、近年は関東地方や都市部、そして北海道でも発生が確認されています。依然として西日本に多いものの、全国どこでもリスクはあると考えて、注意しておくのが安心です。 STEP 2:日常生活でできる予防 日常でできる具体的な対策は何ですか?・散歩コース、草むら、庭での注意点・マダニ予防薬の選び方や使い方 草むらや茂みに入るとマダニが付きやすいため、散歩では道の真ん中を歩かせ、草むらに入らないようにしましょう。 散歩後にはしっかりとマダニの付着がないかどうかを確認してください。庭やベランダに雑草が生い茂っているとマダニの隠れ場所になるため、こまめに手入れをしましょう。 動物病院で処方される「マダニ予防薬(スポットタイプや内服薬)」を定期的に使用してください。 人が屋外でマダニにかまれないために服装や行動の注意点は? 草むらや山に入るときは、長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を減らします。ズボンの裾を靴下や長靴に入れると効果的です。明るい色の服はマダニを見つけやすくなります。 屋外活動後は体、衣類へマダニが付着していないかを確認し、入浴し、体をよくチェックしましょう。脇、膝裏、髪の生え際など柔らかいところ、見つけにくいところが狙われています。 家の中でできるマダニチェックの方法は? 散歩や外出後には、毛をかき分けて皮膚を確認しましょう。耳の付け根、首まわり、脇、足の内側、肛門まわりなどの柔らかいところは特に付きやすい部位です。手で触って「小さなイボのようなもの」があればマダニの可能性があります。無理に引き抜くと口の部分が皮膚に残ってしまうので、見つけたら動物病院で取ってもらうのが安全です。 STEP 3:もし感染が疑われたら 愛犬、愛猫や家族に発熱や元気消失などの症状が出たらどのように対応すべきか? 【 人の場合 】 できるだけ早く医療機関を受診してください。マダニにかまれたことや同居動物の体調についても伝えると診断の助けになります。 【 動物(犬・猫)の場合 】 動物病院を受診してください。特に猫はSFTSにかかりやすく重症化しやすいため、早めの診察が重要です。 受診先(人の場合は医療機関、動物の場合は動物病院)の選び方にポイントがありますか? 【 人の場合 】 SFTSはまだ発生数が少なく稀な病気なので、大きな病院(地域の基幹病院や感染症指定医療機関)に紹介される場合があります。まずはかかりつけ医で相談してください。上述したように、マダニにかまれたことや動物の体調についても伝えると診断の助けになります。 【 動物(犬・猫)の場合 】 マダニ媒介感染症の経験がある獣医師や、必要に応じて大学病院などを紹介されることもあります。マダニの付着歴、外出歴などを伝えてください。 動物がSFTSと診断された。家族が注意すべき感染予防策は?SFTSウイルスは?マスクや手袋をしていれば防げますか? 原則、動物病院や隔離施設での管理をお願いします。防御衣としてはエプロン、フェイスガードもあるとより安心です。 家庭内看護がそもそも可能か?(接触の仕方、必要な消毒方法など) 感染した動物は重症化することが多く、家庭での看護はリスクが高いため、獣医師とよく相談してください。やむを得ず家庭内看護する場合は、上述の防御衣を用意し、作業後は必ず手洗い・消毒を行なってください。同居動物、高齢のご家族(50歳以上)との接触は避けるようにしてください。 接触を避ける期間の目安 動物の回復状態にもよりますので、明確にはできません。回復後2-3週間、尿中にウイルスを排出していた事例も報告されています。血清、尿を対象としたPCR検査にて、2回陰性が確認できるまでは隔離してください。 感染が確認された動物や人は、回復後も他者に感染させる可能性は?回復後の猫の尿からSFTSウイルスを排出している事例報告もあるようですが感染から治療後の人と動物の暮らしへの影響は? 上述のように、回復後にも尿などの体液にウイルスが排出していた事例も報告されています。見た目の回復だけでなく、正しく検査にて陰性を確認してください。回復し、検査にて陰性が確認できれば、何ら問題ありません。 岡林教授からメッセージ SFTSは確かに非常に怖く、身近なに存在する病気です。正しい知識(マダニから感染する、感染動物の体液から感染するなど)を持ち、日頃からマダニ予防を行うことでリスクを減らすことができます。 ネコちゃん、ワンちゃんには「外出させない」ことが理想ですが、どうしても外出せざるを得ない場合は「草むらを避ける」「予防薬を続ける」「外出後にチェックする」 ――この3つを心がけるだけでも安心につながります。そして、気になること(体調変化、発熱、マダニ付着、黄疸)などがあれば早めに獣医さんに相談し、SFTS検査を受けてください。 過度に心配しすぎず、でも油断せず、家族も伴侶動物も一緒に健康に暮らしていけるよう、ぜひ予防と早めの受診を習慣にしてください。
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当院のリハビリテーション紹介
症例紹介10足立総合病院・ダイエットのための水中トレッドミル 足立総合病院 ジュダちゃん 3歳 専門知識を持ったチームがワンちゃんたちの「歩きたい」を全力でサポートする #苅谷動物病院グループリハビリプロジェクト 🌟 今回は、家族のご協力と通院の成果で 『開始から5ヵ月で300g体重が減!!』 2026年1月からダイエット目的でリハビリを行い、ご自宅での食事管理とお散歩に加えて、月1回の通院で体の測定と水中トレッドミルにて歩行運動に励む、チワプーのジュダちゃん(3歳)をご紹介します! 水中トレッドミルは水深や速度、地面の傾斜の調節ができるため、ジュダくんのその日の調子に合わせて施術をしています。 この日は傾斜ありなしで、速度は4km/hr設定。途中おやつに目がけて飛び跳ねたり、疲れたら何だかカメラ目線で(笑)元気に歩いています。 では、ジュダくんの身体に対して300gの減量とは、人にしてみたらどのくらいの成果だと思いますか? 60 kgの人間が 5.5 kg(お米5 kgパック+ペットボトル1本分)落としたのと同じくらいの成果なんです! そろそろ卒業も出来そうですが、卒業するまで一緒に頑張って行きましょう! https://youtube.com/shorts/j2EdjgOLCBs おやつや人が大好きなので、施術中はご褒美のおやつを使いながら、やる気を維持しています。「ジュダくん!おやつだよ!」と呼ぶと一生懸命に可愛い姿で歩いてくれています。 /すべては人と動物の幸せのために。 --- 🐾 このようなお悩みはありませんか? * シニア期に入り、筋力維持やバランスボード、キャバレッティ運動を使ったトレーニングに興味がある * 後ろ足がふらつく、歩き方がおかしい * 犬の椎間板ヘルニアやパテラ(膝蓋骨脱臼)、前十字靭帯断裂の診断を受けた * 手術後のケアや、肘・膝の関節炎について相談したい 少しでも気になる症状があれば、お気軽にグループ各院へご相談ください。 --- 🏥 苅谷動物病院グループのご案内 私たちは、最新の獣医療のアップデートと技術向上に努め、大切な家族の「もしも」のときにも寄り添える年中無休の動物病院です。 日々の健やかな暮らしを支える予防医療から、突然の体調不良、高度な外科手術やリハビリまで、どうぞ安心してお任せください。地域の皆さまに最善の医療と、ホッと安心できる温かいサポートをお届けします。 【夜間救急診療 対応病院】 夜間の緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。 * 江東総合病院(江東区・北砂) * 足立総合病院(足立区・西保木間) * 市川総合病院(千葉・市川市) 【グループ病院一覧】 * 三ツ目通り病院 外科・整形外科センター(江東区・森下) * 葛西橋通り病院(江戸川区・西葛西) --- #苅谷動物病院グループ #動物の整形外科 #水中トレッドミル #犬のダイエット #チワプー 09葛西橋通り病院・シニアの筋力や関節稼働維持のリハビリ 葛西橋通り病院 ソラちゃん 16歳 専門知識を持ったチームがワンちゃんたちの「歩きたい」を全力でサポートする #苅谷動物病院グループリハビリプロジェクト 🌟 今回は、毎回一生懸命がんばっているダックスフントのソラちゃん(16歳)をご紹介します! 10年以上苅谷動物病院グループ葛西橋通り病院へ通院してくれているソラちゃんですが、年齢に重ねても動ける身体を整えるべく関節可動域の維持・向上と四肢の筋量維持を目的にリハビリを頑張っています。 まずはマッサージやサイクリング運動で筋肉や関節をほぐし、その後にフィットボーンで体幹を鍛え、キャバレッティ運動を加えて四肢の筋力強化と関節の動きの強化を行っています。 おやつを楽しみにしながら毎回一生懸命です! https://youtube.com/shorts/x0ePYb670f4 /すべては人と動物の幸せのために。 --- 🐾 このようなお悩みはありませんか? * シニア期に入り、筋力維持やバランスボード、キャバレッティ運動を使ったトレーニングに興味がある * 後ろ足がふらつく、歩き方がおかしい * 犬の椎間板ヘルニアやパテラ(膝蓋骨脱臼)、前十字靭帯断裂の診断を受けた * 手術後のケアや、肘・膝の関節炎について相談したい 少しでも気になる症状があれば、お気軽にグループ各院へご相談ください。 --- 🏥 苅谷動物病院グループのご案内 私たちは、最新の獣医療のアップデートと技術向上に努め、大切な家族の「もしも」のときにも寄り添える年中無休の動物病院です。 日々の健やかな暮らしを支える予防医療から、突然の体調不良、高度な外科手術やリハビリまで、どうぞ安心してお任せください。地域の皆さまに最善の医療と、ホッと安心できる温かいサポートをお届けします。 【夜間救急診療 対応病院】 夜間の緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。 * 江東総合病院(江東区・北砂) * 足立総合病院(足立区・西保木間) * 市川総合病院(千葉・市川市) 【グループ病院一覧】 * 三ツ目通り病院 外科・整形外科センター(江東区・森下) * 葛西橋通り病院(江戸川区・西葛西) 08市川総合病院・椎間板ヘルニアの再発予防と筋量維持のリハビリ 市川総合病院 サニーちゃん 16歳 専門知識を持ったチームがワンちゃんたちの「歩きたい」を全力でサポートする #苅谷動物病院グループリハビリプロジェクト 🌟 今回は、椎間板ヘルニアの再発予防と、四肢の筋量維持を目的にリハビリを一生懸命がんばっているダックスフントのサニーちゃん(16歳)をご紹介します! 陸上トレッドミルでは、後肢を滑らずにしっかりと地面を踏ん張りながら歩けるようにラバーソックスを使用し、そして無理な体制にならないようにコルセットを着用しながら安全にリハビリを行っています。リハビリ中はおやつを楽しみに頑張ってくれています! https://youtube.com/shorts/uUTWortnJp0 /すべては人と動物の幸せのために。 --- 🐾 このようなお悩みはありませんか? * 後ろ足がふらつく、歩き方がおかしい * 犬の椎間板ヘルニアやパテラ(膝蓋骨脱臼)、前十字靭帯断裂の診断を受けた * 手術後のケアや、肘・膝の関節炎について相談したい * シニア期に入り、筋力維持やバランスボード、キャバレッティ運動を使ったトレーニングに興味がある 少しでも気になる症状があれば、お気軽にグループ各院へご相談ください。 --- 🏥 苅谷動物病院グループのご案内 私たちは、最新の獣医療のアップデートと技術向上に努め、大切な家族の「もしも」のときにも寄り添える年中無休の動物病院です。 日々の健やかな暮らしを支える予防医療から、突然の体調不良、高度な外科手術やリハビリまで、どうぞ安心してお任せください。地域の皆さまに最善の医療と、ホッと安心できる温かいサポートをお届けします。 【夜間救急診療 対応病院】 夜間の緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。 * 江東総合病院(江東区・北砂) * 足立総合病院(足立区・西保木間) * 市川総合病院(千葉・市川市) 【グループ病院一覧】 * 三ツ目通り病院 外科・整形外科センター(江東区・森下) * 葛西橋通り病院(江戸川区・西葛西) 07江東総合病院・頸部椎間板ヘルニアの手術&再発後のリハビリ 江東総合病院 バルトちゃん 13歳 専門知識を持ったチームがワンちゃんたちの「歩きたい」を全力でサポートする #苅谷動物病院グループリハビリプロジェクト 🌟 今回は、頸部椎間板ヘルニアの手術、術後翌年再発。内服とコルセットによる保存療法で危機は乗り越え、安全面には十分配慮したうえで、リハビリを一生懸命がんばっているバルトちゃん(13歳)をご紹介します! 普段はあまり感情を顔に出さないバルトちゃんですが、チーズが大好き!リハビリ中は大好きなチーズを食べながら、いつも一生懸命頑張てくれています。 頸部のダメージの影響で前肢の動きに不自由さが残っているため、前肢への負重を促す目的で、踏み台を利用して下り坂でのトレーニングを実施しています。 また、バランスディスクを使ったバランス運動や、キャバレッティーレールを用いた歩行練習も行っています。 再発後は頸部コルセットを着用しながら、安全面に十分配慮してリハビリを継続しています。 これからも無理のないペースで、一緒に頑張っていきたいと思います! https://youtube.com/shorts/fUfXL9GG6hI /すべては人と動物の幸せのために。 --- 🐾 このようなお悩みはありませんか? * 後ろ足がふらつく、歩き方がおかしい * 犬の椎間板ヘルニアやパテラ(膝蓋骨脱臼)、前十字靭帯断裂の診断を受けた * 手術後のケアや、肘・膝の関節炎について相談したい * シニア期に入り、筋力維持やバランスボード、キャバレッティ運動を使ったトレーニングに興味がある 少しでも気になる症状があれば、お気軽にグループ各院へご相談ください。 --- 🏥 苅谷動物病院グループのご案内 私たちは、最新の獣医療のアップデートと技術向上に努め、大切な家族の「もしも」のときにも寄り添える年中無休の動物病院です。 日々の健やかな暮らしを支える予防医療から、突然の体調不良、高度な外科手術やリハビリまで、どうぞ安心してお任せください。地域の皆さまに最善の医療と、ホッと安心できる温かいサポートをお届けします。 【夜間救急診療 対応病院】 夜間の緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。 * 江東総合病院(江東区・北砂) * 足立総合病院(足立区・西保木間) * 市川総合病院(千葉・市川市) 【グループ病院一覧】 * 三ツ目通り病院 外科・整形外科センター(江東区・森下) * 葛西橋通り病院(江戸川区・西葛西) 06三ツ目通り病院・両側膝蓋骨脱臼(パテラ)術後の自発的運動のみのリハビリ 三ツ目通り病院 まろんちゃん 3歳 専門知識を持ったチームがワンちゃんたちの「歩きたい」を全力でサポートする #苅谷動物病院グループリハビリプロジェクト 🌟 今回は、両側の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術を乗り越え、現在リハビリを一生懸命がんばっているチワワミックスのまろんちゃん(3歳)をご紹介します! まろんちゃんは手術後の後ろ足の機能回復のため、現在リハビリを実施中です。少し後ろ足を曲げづらい様子があるため、関節の活動性を強化するために「水中トレッドミル」や「キャバレッティ運動(障害物をまたぐ運動)」を取り入れています。 まだ3歳と若いからこそ、これからの長い犬生を力強く歩めるように。そして手術で入れたインプラントに負担や影響が出ないよう、無理な負荷はかけず、まろんちゃん自身の「自発的な運動のみ」で安全に、丁寧にメニューを進めています。 とっても人が大好きなまろんちゃん🥰いつも可愛い笑顔を見せながら、一生懸命リハビリを頑張ってくれている姿にスタッフ一同元気をもらっています! これからも大好きなご家族と元気に楽しく走り回れるよう、一歩一歩の回復を全力でサポートしていきます! https://youtube.com/shorts/BAuVNhkcFXA /すべては人と動物の幸せのために------------------------------ 🐾 このようなお悩みはありませんか? * 後ろ足がふらつく、歩き方がおかしい * 犬の椎間板ヘルニアやパテラ(膝蓋骨脱臼)、前十字靭帯断裂の診断を受けた * 手術後のケアや、肘・膝の関節炎について相談したい * シニア期に入り、筋力維持やバランスボード、キャバレッティ運動を使ったトレーニングに興味がある 少しでも気になる症状があれば、お気軽にグループ各院へご相談ください。 --- 🏥 苅谷動物病院グループのご案内 私たちは、最新の獣医療のアップデートと技術向上に努め、大切な家族の「もしも」のときにも寄り添える年中無休の動物病院です。 日々の健やかな暮らしを支える予防医療から、突然の体調不良、高度な外科手術やリハビリまで、どうぞ安心してお任せください。地域の皆さまに最善の医療と、ホッと安心できる温かいサポートをお届けします。 【夜間救急診療 対応病院】 夜間の緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。 * 江東総合病院(江東区・北砂) * 足立総合病院(足立区・西保木間) * 市川総合病院(千葉・市川市) 【グループ病院一覧】 * 三ツ目通り病院 外科・整形外科センター(江東区・森下) * 葛西橋通り病院(江戸川区・西葛西) 05葛西橋通り病院・前十字靭帯術後の後肢機能回復と筋力維持・肘の関節炎のケア 葛西橋通り病院 ディアナちゃん 11歳(6月まもなく12歳) 専門知識を持ったチームがワンちゃんたちの「歩きたい」を全力でサポートする #苅谷動物病院グループリハビリプロジェクト 🐾 今回は、前十字靭帯の手術を乗り越え、現在も葛西橋通り病院で定期的なリハビリを一生懸命がんばっているゴールデンレトリバーのディアナちゃんをご紹介します!なんとディアナちゃん、この6月で12歳のお誕生日を迎えます🎂✨ ディアナちゃんは、前十字靭帯術後の後ろ足の機能回復と筋力維持、そして肘の関節炎のケアを目的として、2025年10月から定期的にリハビリを継続しています。 シニア期に入り、全身的な筋力や体力の低下は少しずつ見られますが、オーナー様と無理のない範囲で、日々の楽しいお散歩もしっかりと満喫しています。 とっても人懐っこくて、おやつが大好きなディアナちゃん。いつもご褒美のおやつを目当てに、リハビリを健気に頑張ってくれているんですよ🥰 リハビリの内容としては、 ・マッサージ、ストレッチ、サイクリング運動で固まっている筋肉や関節をほぐす ・バランスボードを使って体幹を鍛える ・お座り運動で後ろ足の筋肉を強化する といったメニューに日々取り組んでいます。さらに最近では、関節をスムーズに動かす練習として「キャバレッティ運動(障害物をまたぐ運動)」にも新しくチャレンジしています! 大好きなご家族と一緒に、これからも一歩一歩、元気に歩き続けられるようにスタッフ一同全力でサポートしていきます! https://youtube.com/shorts/JyVojpEE29c /すべては人と動物の幸せのために。 ------------------------------ 🐾 このようなお悩みはありませんか? *後ろ足がふらつく、歩き方がおかしい *犬の椎間板ヘルニアやパテラ(膝蓋骨脱臼)、前十字靭帯断裂の診断を受けた *手術後のケアや、肘・膝の関節炎について相談したい *シニア期に入り、筋力維持やバランスボード、キャバレッティ運動を使ったトレーニングに興味がある 少しでも気になる症状があれば、お気軽にグループ各院へご相談ください。 ------------------------------ 🏥 苅谷動物病院グループのご案内 私たちは、最新の獣医療のアップデートと技術向上に努め、大切な家族の「もしも」のときにも寄り添える年中無休の動物病院です。 日々の健やかな暮らしを支える予防医療から、突然の体調不良、高度な外科手術やリハビリまで、どうぞ安心してお任せください。 地域の皆さまに最善の医療と、ホッと安心できる温かいサポートをお届けします。 【夜間救急診療 対応病院】 夜間の緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。 江東総合病院(江東区・北砂) 足立総合病院(足立区・西保木間) 市川総合病院(千葉・市川市) 【グループ病院一覧】 三ツ目通り病院 外科・整形外科センター(江東区・森下) 葛西橋通り病院(江戸川区・西葛西) 04足立総合病院・水中トレッドミルで筋力維持のリハビリ 足立総合病院 ラブちゃん 18歳 足立総合病院で水中トレッドミルで筋力維持を頑張るラブちゃん18歳 11才の時、椎間板ヘルニアを発症し手術。術後に両後肢のふらつきが残り 退院後は自宅で陸リハビリと通院で水中トレッドミルを続けふらつきは改善。 現在、筋肉量維持のため月2回水中トレッドミルを実施しています。 マッサージ、ストレッチ等の準備運動後、 リハビリ中は持参のおやつをもりもり食べて、頑張ってよく歩いています。 シニア期に入り、視力・聴力は落ちてきましたが嗅覚ははっきりとしていて、おやつの準備をしていると「早く食べたい!」と吠えて主張するほど元気いっぱいです。 今後もサポートしていきます! https://youtube.com/shorts/ENX2W_ixtwk 03江東総合病院・椎間板ヘルニア術後のリハビリ 江東総合病院 ダノンちゃん 4歳 椎間板ヘルニアの術後17日の後肢機能回復と筋力維持のためのマッサージやストレッチ、から屈伸運動やサイクリング運動で後肢をスムーズに動かす練習。 段階経てその後28日目には、バランスディスクで体幹の安定性を高め、コーンを使ってのジグザグ歩行、周回歩行、キャバレッティで高さをつけ歩く練習をしています。 後肢に少し不自由さは残りますが、同居のわんちゃんとのお散歩やご家族との旅行も楽しめるまで回復!毎日元気いっぱいに過ごしています。 今後もサポートしていきます! https://youtube.com/shorts/cCu5jLI6U7Y 02江東総合病院・椎間板ヘルニアと筋力維持のリハビリ 江東総合病院 ラブちゃん 17歳 定期的に筋トレと経過観察で通っていただいて5年目!いまでも元気に歩いてくれています。 バランスディスクで背筋とバランス、後肢の筋力維持キャバレッティで足を上げて歩くトレーニングやおやつ使って座って立って、スクワット。これからもサポートしていきます! https://youtube.com/shorts/CWPu9EPjTbs?feature=share 01江東総合病院・椎間板ヘルニア 江東総合病院 ひなちゃん 6歳 椎間板ヘルニアでリハビリ中です。現在は起立維持ができるように筋力トレーニングと、お尻鍛えるのにバランスディスクを使用して頑張ってます。ひなちゃんは抱っこが好きなので、抱っこがご褒美のようです。 https://youtube.com/shorts/5MsMnXAKl08?feature=share
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動物医療の外科手術の世界
コラム苅谷動物病院グループでは多様な症例において外科手術を行います。疾患や術式はさまざまですが、外科手術を要する代表的な症例について実際に手術を行う獣医師が解説します。 腹腔鏡手術とは 腹腔鏡下手術は、腹部の複数の小さな切開部位から内視鏡(カメラ)や手術器具を挿入し、モニターに映し出される画像を見ながら行う手術です。人の医療分野では、負担の少なさや手術成績の向上が得られることから急速に発展し、今ではごく一般的な手術方法になりました。動物の医療でも徐々に広がっており、注目されている新しい手術方法です。 腹腔鏡手術のメリット・デメリット 腹腔鏡下手術は大きくお腹を切る必要がなく、腸を触ったり外気にさらすことがありません。また、深い場所にある臓器を体腔外に引っ張り出す必要がなく、臓器の牽引による痛みも発生しません。モニターに拡大して映し出された鮮明な視野で手術を行うため、肉眼では気づかない小さな血管も目視でき、出血量を少なくできるという特徴があります。そのため、同じ目的であれば腹腔鏡下手術で実施した方が、手術後の動物が元気で痛がる様子が少なく、手術後すぐでも食欲が低下しにくいという利点があります。 一方、手術の感覚は開腹手術に比べより繊細なため、手術を行う術者、助手、外回り(※)の看護師からなる手術チームの熟練が求められます。また、非常に高価な専用の機材が必要であり、これらの理由から腹腔鏡下手術を導入するハードルは高く、実施できる施設は限られているのが現状です。手術はその目的により、腹腔鏡が向いている手術とそうでない手術があリます。腹腔鏡は狭い範囲での細やかな作業は非常に得意ですが、大きな腫瘍の摘出や胃腸の異物摘出など腹腔の広範囲にわたる手術には向いていないという特徴があります。 現在、葛西橋通り病院では多くの動物に腹腔鏡下避妊手術を行っており、腹腔内潜在精巣の摘出、肝臓・膵臓など臓器の生検、膀胱結石摘出など、ほかの手術にも適応を広げています。※手術全般の進行をサポートする役割 ■腹腔鏡下避妊手術 腹腔鏡下の避妊手術は日帰り手術です。食事は当日の夜から可能です。手術直後はいつもよりおとなしいですが、普通に歩き回ったり、自分でトイレで排泄ができます。手術から3日もすると、おもちゃを持って走り回ったり、安静が難しいくらい元気になります。10日後の抜糸までは傷口を保護するための洋服を着て生活します。実際の手術画像でどのような手術なのかをご説明します。 ■腹腔鏡補助下膀胱結石摘出術 まとめ 今後さまざまな手術で、開腹手術と腹腔鏡手術を選択できるようになるでしょう。苅谷動物病院グループでは今後も動物にとって負担が少なく、回復が早く、低侵襲(ていしんしゅう)※1な外科治療をご提供できるよう努力してまいります。※1できるだけ身体を傷つけず負担も少ないこと 腹腔鏡下手術の解説や料金についてはホームページでもご覧いただけます。■犬の去勢・避妊手術の方法を解説!■腹腔鏡下避妊手術(2歳未満の場合)※2歳以上の場合の料金については、動物の状態に応じて麻酔薬などを変更・調節する必要があるため、詳細を伺った後、個別にお見積りをさせていただきます。 犬の肺腫瘍摘出術 肺腺癌とは? 犬の原発性肺腫瘍はすべての腫瘍症例の1%以下であり、人と比較して稀な疾患と報告されています。犬の肺腫瘍が診断される年齢は平均10歳と高齢であり、ほとんどが悪性です。種類としては肺腺癌が最も多く、その他、比較的稀な肺腫瘍として腺扁平上皮癌や扁平上皮癌、間葉系腫瘍が認められます。犬種や性別による特異性は報告されていません。 症状 初期には特に症状がなく、健康診断やほかの疾患精査の際のX線検査で偶発的に発見されるケースが多く認められます。病気の進行に伴い、発咳、頻呼吸、運動不耐性、食欲不振、体重減少などの症状を呈します。 治療 腫瘍が孤立性で転移所見がない場合には外科療法が第一選択として推奨されます。薬物療法や放射線治療は切除不能または転移症例に適応とされていますが、外科療法による完全切除後の補助療法としても報告されています。一般的な術式としては肋間切開アプローチにより開胸し、目的の肺葉を基部から切除、摘出します。術後は数日間、胸腔内に設置したドレーンチューブから貯留する液体や空気を抜去し、貯留が認められなくなれば退院となります。 予後因子としては腫瘍の大きさ、発生部位、病理組織分類、症状の有無、リンパ節転移の有無などが挙げられます。これらの予後因子が良い場合には平均1年半以上の生存期間、悪い場合には平均1~2カ月の生存期間であったと報告されています。 猫の尿管結石 猫の尿管閉塞の原因としては結石が最も多く、その構成成分は98%以上がシュウ酸カルシウムであると報告されています。その他、尿管閉塞が起こる原因としては血餅や炎症産物や線維化、腫瘍、外傷、ミネラルなどの栓塞子が挙げられます、猫の尿管は直径1㎜程度と非常に細いため、極小の結石や栓塞子等により容易に閉塞、線維化を生じます。 症状 腎臓、尿管は左右に存在するため、片側性に閉塞が生じても反対側の腎臓の機能が正常な場合、重篤な症状を呈さず偶発的に発見されることがあります。しかし、反対側の腎臓の機能低下や両側性の閉塞が認められた場合には急性腎障害を生じ、脱水、嘔吐、元気食欲不振、沈鬱、乏尿、無尿などの徴候が認められ、更に病状が進行、悪化した場合には徐脈、不整脈、虚脱、痙攣などの症状を呈します。 治療 内科治療の奏効率は低いとされ、早期の外科介入が必要なケースが多く認められます。外科治療には主に尿管切開術、尿管-膀胱吻合術、尿管ステント設置術、SUBシステム設置術※の術式があり、症例の重症度、尿管結石の閉塞位置や個数などにより術式の選択がされます。SUBシステム設置術はすべての尿管閉塞に適応可能ですが、特に非常に重篤な症例(手術時間の短縮)、近位尿管の閉塞、多数の尿管結石や腎結石が存在する場合、膀胱腫瘍に起因する尿管閉塞などのケースで高い有益性を示します。 ※SUBシステム設置術:腎臓と膀胱をつなぐ管を体内に設置する手術 尿管閉塞症例 SUBシステム設置術症例 尿管―膀胱吻合術症例 尿管―膀胱吻合 尿管切開術症例 胸腰部椎間板ヘルニア 椎間板は、背骨を形成する骨と骨の間の関節にあり、関節のクッションとして背骨に柔軟性を与えています。椎間板ヘルニアは、遺伝的素因、加齢に伴う椎間板の変性、外傷などの結果、椎間板中心の髄核が突出したり、線維輪が脆弱化よって変形し、それらが脊髄腔内に突出することによって発症します。 症状 椎間板ヘルニアが発生した部位は、出血、炎症、圧迫により脊髄神経の障害が起きます。症状は、障害の程度によりさまざまで、軽症例では腰痛、歩行異常、食欲低下などが認められます。重症例では、受傷部位の神経麻痺の結果、歩けない、立てない、排尿ができないなどの症状が認められます。 また、椎間板ヘルニアを発症したうちの3~6%程度は進行性脊髄軟化症に移行する可能性があります(椎間板ヘルニアの二次損傷によって進行性に脊髄神経が融解壊死する病気)。進行性脊髄軟化症を発症すると有効な治療法がなく、1週間前後で呼吸不全になり死亡します。 グレード1背部痛のみ、神経学的な異常なしグレード2後肢のふらつき、歩行可能グレード3歩行困難+自力排尿可能グレード4歩行困難+自力排尿不可能グレード5歩行困難+自力排尿不可能+深部痛覚の消失 診断 診察時に、症状と神経学的検査から椎間板ヘルニアが疑われた場合には、C T検査やM R I検査を行い、病変部位の特定を行います。一般的なX線検査では、診断することはできません。診断精度が一番高いのはM R I検査で、大事な神経の状態を把握することができます。 治療 椎間板ヘルニアの軽症例は、安静にすること、痛み止めの服用などで治療します。グレード3以上の麻痺や不全麻痺が認められ、起立や歩行が難しい場合は外科手術の検討が必要です。 手術には、骨の一部を取り除いて穴を開ける片側椎弓切除術(ヘミラミネクトミー)や背側椎弓切除術(ドーサルラミネクトミー)があります。問題となっている椎間板物質は、その穴から取り除かれ、神経の圧迫は解除されます。手術後は、筋力の回復や歩行の改善を目標にリハビリを行います。 犬の悪性黒色腫(メラノーマ) メラニン産生細胞に由来する腫瘍で、その発生は犬では口腔が最も多く、口唇、皮膚、爪床(そうしょう)などに認められます。特に口腔、口唇、爪床に発生するものは高悪性度であることが多く、腫瘍と関連のあるリンパ節や肺、肝臓などに転移を起こしやすく大変進行が早いという特徴があります。ゴールデン・レトリーバー、スコティッシュ・テリア、トイ・プードル、ミニチュア・ダックスフンド、ビーグルが好発犬種とされています。 症状 一般的に口腔内や口唇、皮膚、爪床などに黒色の腫瘤として認められます。中には黒色の色素を欠くものもあり必ずしも黒色ではありません。腫瘤の進行により表面に潰瘍や出血を認めることもあります。 診断 腫瘤の針吸引生検(FNA)による細胞診や腫瘤組織の切除による病理組織検査で行います。 治療 第一選択は早期の外科的摘出です。摘出後の補助治療として抗がん剤治療や放射線療法などがあげられます。 治療計画を立てるため、CT検査やX線検査、超音波検査等の画像検査や領域リンパ節を含めた検査を実施し、腫瘍の広がりを可能な限り確認します。そして解剖学的、機能的な側面も検討し切除可能か判断します。病態のステージによりその後の経過は異なりますが、悪性黒色腫は転移も高率に認められ、進行も早い悪性腫瘍です。可能な限り広範囲の切除を行います。悪性黒色腫は、適切な切除がなされ、術前・術中検査で転移が認められなくても、術後の転移が多く報告されています。 また、早期発見、早期の手術による治療が行われ、治療部位での再発を認めない良好なケースでも転移が認められることがあります。転移や進行したケースでもQOL(生活の質)の改善のため、外科治療を適応することもあります。悪性黒色腫の治療のような広範囲の切除を伴う手術は、時に動物の外貌やその機能、QOLを大きく変化させることもあります。私たちは治療に際して、その後の生活や機能を考え、病気の苦痛を少しでも取り除けるように常に努力を続けています。 爪床悪性黒色腫 転移巣手術
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